昨今為替相場の関係で、自助努力によりなんとか値上げに踏み切らず頑張ってきた量販店さん代理店さんも海外製品は値上げをせざるを得なくなってきました。
ステップアップといえばこれ!のド定番! SHURE SE215
シングルダイナミックドライバの良く沈む低音とバランスの良さがウリの定番機。
ぐりむが買った2年くらい前は
\8,000- でした。
今の平均価格は
\12,000- くらい。
実に
\4,000- の値上がり。
故障した時うっかり買える、
なんとなく違うイヤホンが欲しいそんな良機も押し寄せる為替の波に。。。
でも安心して!ここは日本です!音響メーカー天国です!
すまん。煽り過ぎた。
そんなこんなで、今回はステップアップにも長く気に入ったものを使い続けられる1万円以下の激戦区イヤホンを紹介します。
事の発端は、同僚に
「JVC HA-FXD70 のかわりになるイヤホンはないか?」
と質問されたことがことの発端です。
よくよく考えると自分の好みな低音寄りだけど制動のよいイヤホン以外しらない。
これでは沼の住人とは言えない。
そんなこんなで探してみました。
どれも一応手持ちの DAP で聴いています。
イヤホンはポータブルの環境、特に iPhone を始めとした スマートフォン での利用を考慮しています。
個人的には Xperia Z3 で使ってみても感触の良いモノを集めたつもりです。
YAMAHA EPH-52
価格:\7,300-
上の頭打ち感と、低域の制動が甘く低域が広がるので激し目の曲には合わないかもしれません。
全体的に柔らかく量感の多い低音なので速い曲にはあまり向いていない感じがします。
ゆったり響いて欲しい低音をもつ楽曲辺りを好みに聴かれる方は良い選択肢だと思います。
YAMAHA EPH-50
価格:\6,300-
中域から高域にかけての伸び方がよいイヤホンです。
低域は制動感もよく、適度に量感もあるので不足を感じることはないでしょう。
特徴的な周波数帯で分離感が高く、ちょっと癖の有る不思議な音場をつくります。
DENON AH-C710
価格:\6,500-
現時点では、この価格帯なら真っ先にオススメです。
このサイズのイヤホンで沈み込む低音と、上に突き抜ける高音です。
静かなところではちょっと低音の量感が多いと感じるかもしれません。
それほどに重低音が響き、低音も量感がありますが、広がることなくよく制動されていると思います。
この低音が中域を邪魔しないのも特筆です。
Audio-Technica AH-IM50
価格:\6,300-
低音寄りではありますがバランスよく音を鳴らします。
上位モデルの IM70 と同様、ダイナミックドライバのデュアルです。
上の刺さりもなく、不足なく高音は出てきますが IM70 と比べると若干の頭打ち感はあります。
個人的には IM70 より IM50 のバランスの良さが好きです。(が持っているのは IM70 です)
構造的に大きくハウジングと耳の裏に回す、いわゆる 「SHURE掛け」 用です。
ステム(音導管)も長く、人によっては装着が大変な場合もありそうです。
これまでの中で唯一、ケーブルを交換できるモデルです。
上位モデルに IM70 がありますが、こちらの方は高音低音共に増量して、少々低域の制動が良くない、という状態です。
JAZZ あたりを聴くには丁度いいですし、これくらい低音が有る方が電車内では使いやすいです。
聴く曲でバッサリ好み割れる兄弟機です。IM50 は万能型の弟、と言った感じです。
【音楽】イヤホン Audio-Technica ATH-IM70 を借りました
まとめ
イヤホンのステップアップとして \5,000- から \9,000- を範囲に紹介してきました。
実はこの辺りは激戦区でもっとたくさんのイヤホンがあります。
今回はベースにあった JVC FXD70 というモデルから探した方向性ですが、実はもっと別な方向性も有るでしょう。
どんな方向性、これの次、などなどネタは随時募集しています。
この少し上の価格帯もまた同じように激戦区です。そっちを少し覗いてみるのも、楽しそうですね。
コメント
コメントを投稿