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NobleAudioの完全ワイヤレスイヤホンFALCONはフラッグシップを音を持って産まれた?

「NobleAudioがワイヤレスイヤホンを発売する。」 これだけでイヤホンファン、オーオタ諸氏はドキっとしたことでしょう。 超高性能イヤホンメーカーが自社ハイエンドモデルの帯域バランスを元にワイヤレスイヤホンを本気で作ったようです。 このFALCON。結論を言うと過去所有していたワイヤレスイヤホン、ワイヤレスレシーバーを超える最高の出来、どちらが良いという感想にならないほどに 「NobleAudioが作ったNobleAudioのサウンドシグネチャを持ったワイヤレスイヤホン」 でした。 正直、同社初めてのワイヤレス、しかも完全ワイヤレス(英語圏だとTruelyWirelessと言ったりするらしい)こんなにNobleAudioの音になるとは思っていませんでした。 一言で言えば同社のフラッグシップモデル、KHANに非常によく似たバランスに元気さ・明るさを足したような音です。

【音楽】X3のCrossfeedとファームウェア更新で音が変わった発言を検証してみた

せっかくなのでファームウェアアップデートのついでに勢いで検証してみました。

やったことは2つ。
  1. CrossFeed が本当に効いているの?
  2. ファームウェア変わって音変わったって言ったよね?ホントなの?
【音楽】Fiio X3の新ファームウェアVersion 3.24Betaが公開されました

このエントリで、
ヘッドホン出力の部分では CrossFeed っぽい音が聴こえるのが気になって再生テストをやったことがありました。
左にのみ音が出る音源、右に音が出る音源それぞれを使って再生した時に音が出ないチャンネルから音が出ていたのを確認しています。
とか
ちょっと前に Version 3.21Beta が公開された時、 Version 3.00 と比べて低音の出方があっさりとした、悪く言うと弱くなったように感じていました。
とか、大きなことを言っちゃっています。
おいおい大丈夫か自分。。。

よろしい。ならば検証だ。

ということで今回は検証のターンです。


ちなみに今回の環境はこんな感じでした。

PC

【USB】

YAMAHA DP-U50

【アナログ入力】

Fiio X3

1. CrossFeed が本当に効いているの?

結論

Crossfeed って言うほどは出てないけど音は出てる。

クロストークとかそういうレベルな気がする。

PC に接続した DAC では出てないので X3 固有の状態であるのは間違いなさそう。

検証のターン

まずオリジナルのデータ。
左からだけ音が出るデータ

次に X3 を通してアナログで取り込んだデータ。
上がヘッドホン出力、下がライン出力

両方の出力とも右ch にわずかですが。。。

実際密閉イヤホンで右だけ聴いてみても再生している曲の内容がわかるレベルで聞こえてきています。
が、 Crossfeed は言いすぎじゃない?という気もします。

PC につないだ DAC ではこれが聴こえないので、もう少し突き詰めるなら X3 を DAC として接続してみて同じように聴こえるかどうか試してみても良さそうです。

ちなみに今回使った DAC は ResonessenceLabs HERUS です。

http://www.resonessencelabs.jp/products/herus/


ファームウェア変わって音変わったって言ったよね?ホントなの?

結論

『低音の出方があっさりとしたと言ったな。あれは嘘だ。』
録音した周波数特性をみてもほぼ一致しています。
再生されている情報が変わったとは言えないです。


検証のターン

自称『低音がボワボワしていた Version 3.00』
Ver 3.00 ヘッドホン出力
Ver 3.00 ライン出力

自称『低音が引き締まった Version 3.21Beta』
Ver 3.21Beta ヘッドホン出力
Ver 3.21Beta ライン出力
ぱっとみて驚くほどの一致率。

目で見て確認レベルの変化は全くないです。


検証を終えて

でもなー、違うんだよなーなんか違うんだよなー(往生際が悪い

そういえば今回の検証を通して LineOut と PhoneOut でも目に見えてわかるような波形の違いはありませんでした。

でもなー、違うんだよなーなんか違うんだよなー(往生際が悪い

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