2013年9月10日、HTC J One HTL22用のAndroid4.2がリリースされました。
そんな大きな変更は無いだろうと思っていたのですが前記事でレポートした内容から大きく変更された部分もあるので、修正エントリとして追記したいと思います。
今回の修正記事は
- 本体から聴く音楽の質が変わった!
- USBによるデジタル接続がラインアウトになった!
の2本です。
前記事はこちらをご覧ください。
【Android】HTC J One HTL22の気になる音楽性能は?(9/11追記)
本体から聴く音楽の質が変わった!
低音寄りのドンシャリで派手めのかっこいい音、ヴォーカルが遠く低音にかき消されている音が多く、音の分離が良くない、というように紹介しました。
今回のバージョンアップで傾向が少し変わりました。
- 低音の分離感が良くなった。
- ドンシャリ傾向なのに変わりはない。
- 中音の埋もれ具合が薄れ、かき消される感じがしなくなった。
- 平坦的だった音がより立体的に聴こえるようになった。
正直今回の変わり様は驚きました。
確かにちょっと荒っぽい感じはしますが、遠いヴォーカルや団子になっていた低中音の分離がよくなっています。
また明瞭な音が出るようになったからか、音の空間表現が格段に変わりました。
また、同様に
beats audioをONにした時も大きく変わっています。
- ONにしても音量が大きくならなくなった。
- 低音の出方が強くなるのは元々の傾向通りだが高音が落ち着いた。
- 不自然にヴォーカルを前に出すようなサラウンド感が落ち着いてより自然な空間を感じる。
- 高音の持ち上がり方が減ったためか、ノイジーな感じが落ち着いた。
前回のAndroid4.1で不満点だった
狙いすぎたために暴れている中低音と
はっきりさせすぎてノイジーだった高音が落ち着いた傾向です。
USBによるデジタル接続がラインアウトになった!
今回のバージョンアップでボリュームのバグが修正されるかと思っていたのですが更にその先を行っていました。
今回のバージョンアップで本体のボリューム操作が効かなくなります。
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この接続だと音量が調節出来ないのですorz |
つまりUSB接続のDACだけだと常に
音量が最大で再生されます。
どうなるのか、といいますと。
最適な音量で聴くためには、ヘッドホンアンプが必要になるということです。
ボリューム操作で発生する演算誤差とこれに伴うデータの劣化を避けたということでしょう。
USB DAC経由の音はラインアウト出力として扱えるようになります。
ヘッドホンアンプを併せて持った複合機もあります。そういったモデルを選択するとより良い音楽ライフが楽しめるでしょう。
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