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NobleAudioの完全ワイヤレスイヤホンFALCONはフラッグシップを音を持って産まれた?

「NobleAudioがワイヤレスイヤホンを発売する。」 これだけでイヤホンファン、オーオタ諸氏はドキっとしたことでしょう。 超高性能イヤホンメーカーが自社ハイエンドモデルの帯域バランスを元にワイヤレスイヤホンを本気で作ったようです。 このFALCON。結論を言うと過去所有していたワイヤレスイヤホン、ワイヤレスレシーバーを超える最高の出来、どちらが良いという感想にならないほどに 「NobleAudioが作ったNobleAudioのサウンドシグネチャを持ったワイヤレスイヤホン」 でした。 正直、同社初めてのワイヤレス、しかも完全ワイヤレス(英語圏だとTruelyWirelessと言ったりするらしい)こんなにNobleAudioの音になるとは思っていませんでした。 一言で言えば同社のフラッグシップモデル、KHANに非常によく似たバランスに元気さ・明るさを足したような音です。

【音楽】4000円ポータブルアンプLongxiQ1のOPAMPを替えてみた。【6/9追記】

先日届いた購入価格4000円のポータブルヘッドホンアンプ、LongxiQ1。
これは1チップ2回路のOPAMPを交換することでその素性を変えることができるというよくできた子。

このアンプの情報については
【音楽】お安いポータブルヘッドホンアンプ Longxi Q1を買ったよ。
をご覧ください。

そんなLongxiQ1のOPAMPを早速交換してみました。

今回購入したOPAMPは、

バーブラウン OPA2604AP
新日本無線株式会社 MUSES8920D

の2種類です。

共に数字的な判断はそれぞれのスペックシートを参照してください。

ここでは主にぐりむの聴いた、オリジナルのOPAMPとの相対的な感じをわかりにくいたとえと意味不明な比喩でお伝えできればと思います。

さて、機材紹介!
プレイヤー Cube C30(購入価格3000円!)
イヤホン SHURE SE215(購入価格7500円!)
アンプ Longxi Q1(購入価格4000円!)

トータル15,000円以下というお安い感じでお届けしています。

ちなみに、今回購入したOPAMPは
OPA2604APが300円
MUSES8920Dが480円
です。

余談ですが、MUSESには01と02というのがあって、こっちは4000円くらいします。
本体と同じ価格はさすがに廃人の香りが漂ってきたので思い止まっています。

まぁ、そのうちうっかり買ってますよ。適当に笑い飛ばしてやってください。


ちなみにオリジナルのOPAMPはMUSESと同じJRC社の4556AD。


さて。では早速。


【6/9追記】
入れ替え当日と若干感想が違っている部分があります。
理由はよくわかりませんが聴こえてくる感じが違うので、ちょっと追記しました。



オリジナルの4556AD

【音楽】お安いポータブルヘッドホンアンプ Longxi Q1を買ったよ。
で書いたとおりの感じですが、一言でいうなら高音が強くて少し痛い感じです。
刺さるというか、
『お、おぉぅぅぅ、、、』
っていう。いや、わかりにくいですね。首筋に一瞬力が入る感じです。

キラキラしていて音は派手ですがあまり細やかな感じではないです。
低音に寄った音で、低音自体は膨らまずに綺麗に抜ける感じがします。
低音は好きです。高音はちょっとぐりむの耳には辛い感じでした。
全体的に音が塊になる感じで、その鳴っている音を中心にごわっとします。

MUSES8920D(※個人的にプラス評価は青、マイナス評価は赤で書いてます)
  • ファーストインプレッションは低音の強さ。太い。
  • 4556ADの走り抜ける低音に比べて豊かな、丸く膨らむ感じ。気になる人は気になるかも。
  • 低音寄りが目立つので高音は?と思うが、4556ADでは痛いくらいに感じていたピッコロの音がストリングと良い具合で調和出来てる。
  • ホルンのバックアップやハープの低音域、チューバの響きがバックアップするので全体的に音が太った感じ。
  • 今まで感じなかったディレイとか裏に回った楽器のパンの振りが聴こえるようになる。
若干ひねくれた言い方をすると高音の迫力がなくなった。でも、あの痛さが迫力か?というと、、、まぁ、あれは迫力っていうか驚かせてるに近い感じもする。

全体的に音がすごく広く聴こえるので、音が太くなってても各音がしっかり聴こえてるので解像度は高いのかも。
でも、低音の膨らみで見通しがよいか?というと、俺はそうでもない気がします。
OPA2604APを聴いたあとだと、見通し良いです。幅に加えて奥行きがあるので低音が出ていても音が潰されてないです。
まぁ、こうやって聴いたあとにコロコロ変わる程度の耳と感想なので信ぴょう性もなにもあったもんじゃ無いですけど。

特筆すべきは、シンバルのミュートやトランペットソロの響き方を聴いて背筋がぞくぅっとしました。
すごい心地よい余韻です。

Metalの楽器それぞれで音圧が出るような場面でも、うるさくなったりしないでそれぞれのパートがしっかり仕事をしているのが聴き取れます。混ざらない、というかそんな感じ。

わかる人だけで結構なのですが、ドラクエ3のエンディング、イントロとラストに入るトランペットの部分がぞくぞくします。
逆にロトのテーマみたいな出だしのブラス混合は若干膨らんでて爽快感に欠ける感じもしますが、厚みだろ?と言われるとそんな感じもします。迫力はあります。押し出してくる感じで。
【6/9追記】
最初に感じた感想から大きく変わってはいませんが、全体的に膨らんだ厚みは消えてすっきりしてます。
広さがあって、全体的に派手目な音もせず、見通しが良く、音が少し奥のほうから鳴っていて奥行きを意識するように聴こえます。
上も下もしっかり通るのですが、全体的にフラットに感じるので面白みがない音に聴こえるかもしれません。


OPA2604AP(※個人的にプラス評価は青、マイナス評価は赤で書いてます)
  • ファーストインプレッションはVoがとってもよく聴こえる。高低のバランスが良くて心地いい。
  • Voが鮮明に聴こえるんだけど、ハイトーン女性Voで聴こえるサシスセソの刺さりは無い。
  • ギターでOverDriveがかかっている中〜高音で少し痛い。
  • 低音は4556ADに似てるけどこっちの方が抜けが悪くてあまり低音に寄ってない。
  • バイオリンの高音が続くところでちょっとうるさい。
  • 音のメリハリがある。
バイオリンの高音で、
『盛り上がって来ましたーーーーー!!』
ってシーンでは少し耳が痛いです。

音の広がりは4556ADより左右に広い感じはします。若干高音が強いですがバランスはよくて、Voがいる曲はかっこ良く聴こえます。
キラキラしているわけでもなく、ドンドンしてるわけでもなく、Voが真ん中で明瞭に歌いあげる感じです。

反面、オーケストラ演奏の曲はちょっとザラザラした感じがします。
高い音がキツめに聴こえるっていうのもあるんですが、低音の抜けが悪いので目立たなくていいところで音が溜まっちゃう感じです。
4556ADも若干ザラっとしてたのですが、低音の抜けが良いのでこれはこれで、、、という感想でした。

あと、4556ADではあったのですがシンバルの重くて硬い金属音が若干軽く聴こえます。
これがMetalだと他の音圧もあって結構突き抜けた感じがして悪くはないので、聴く曲に寄るのかもしれません。

実際Metalを聴くとギターのリフがとってもかっこよく聴こえます。ミュートしたリフの存在感とVoの存在感が心地よく聴こえるので、RockやMetalメインの人ならこっちのほうが好きという方も多いかもしれません。
併せて打ち込み系を含めてPopも。

ぐりむとしてはこの高音がちょっとキツいですが。。。
【6/9追記】
一番感じが変わったのはこのICかもしれません。
全体的なニュアンスというか方向性は全く変わっていなくて、角がとれた感じです。
ザラザラした感じもなくなっていておや?という感想。
耳が痛い感じがなりを潜めてます。突き抜け感のよい高音が出ていて心地よく聴けます。
低音もずんと引き締まり感のある音で足りない感じもありません。
きれいなドンシャリ、というといいんでしょうかね?
気持よく楽しく聴くなら(この音が出るのなら)、ぐりむはこのオペアンプの音好きです。




と、だいぶ駆け足で感想を書きました。


とりあえずOPA2604APは馬車で待機になりそうです。
イヤホンやヘッドホンで新しいのを買ったらまた試してみます。


【6/9追記】
ときどき気分で入れ替えて聴いてるのもいいかもしれません。
OPA2604APが馬車で待機はもったいない。
これ、またもう暫く鳴らし続けたら感じが変わるのかな。。。
なんでICなのに聴いた感じがそもそも変わる理由がわからないのですが、ひとまず感想なので感じたままを書いておくことにします。
理由がわからん。。。

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