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NobleAudioの完全ワイヤレスイヤホンFALCONはフラッグシップを音を持って産まれた?

「NobleAudioがワイヤレスイヤホンを発売する。」 これだけでイヤホンファン、オーオタ諸氏はドキっとしたことでしょう。 超高性能イヤホンメーカーが自社ハイエンドモデルの帯域バランスを元にワイヤレスイヤホンを本気で作ったようです。 このFALCON。結論を言うと過去所有していたワイヤレスイヤホン、ワイヤレスレシーバーを超える最高の出来、どちらが良いという感想にならないほどに 「NobleAudioが作ったNobleAudioのサウンドシグネチャを持ったワイヤレスイヤホン」 でした。 正直、同社初めてのワイヤレス、しかも完全ワイヤレス(英語圏だとTruelyWirelessと言ったりするらしい)こんなにNobleAudioの音になるとは思っていませんでした。 一言で言えば同社のフラッグシップモデル、KHANに非常によく似たバランスに元気さ・明るさを足したような音です。

【音楽】エミライでG-Ride AudioのアンプとTakstarPro80を視聴したよ!

エミライの河野社長に以前伺っていた
ヘッドホン探してるの?ウチからお手頃なの出すよ?
営業を受けていたお話を頂いていたヘッドホンがついに販売になりました。
あちこちで話題になっているヘッドホン、TakstarPro80です。

今回はこのヘッドホンの視聴と新しいアンプや、友人がそんなにすごい音なら自分も聴いてみたいということで紹介を兼ねてお邪魔しました。

それでは続きをどうぞ!
先ずお邪魔して最初は新しいアンプを通した音を聞かせて頂きました。

メタル、Pop、クラシックと聞いていて以前と違う感じがするんです。
音が広いところで鳴っているというか。

で、以前からも楽器の位置を感じられる状態ではあったのですが、よりはっきりと感じられるようになっています。
例えば、

上段:ウインドチャイム 打楽器

中段:ベース楽器 木管楽器

下段:ストリングス ブラス

前面:ヴォーカル ピアノ

こんな感じのホールの感じがわかるんですね。
それだけじゃなくて、例えば、ウインドチャイムは少し高い位置からなってる(左上の上段にいる)とか、そんな聴こえ方までするんです。
これは新しい発見。

ちなみにこのアンプ。
バーニーグランドマンマスタリングの音響エンジニア、トーマス・メイ氏と、XRCDの創始者で元JVCの音楽プロデューサー、田口晃氏が創立したG-Ride Audioで産み出した現段階で試作品という逸品。

本体ユニットと電源ユニットは別体。中身は左右独立の構成で電源トランス部分から分岐しているというものらしい。(ここ、内容を聞いても実はさっぱり良くわかってませんw)

これ、実は販売する予定なんだとか。価格は、、、確か60万前後とか聞いた記憶。金銭感覚的にもうなにがなんだか。。。

続いては自分たちのお目当て。
Takstar Pro80の視聴。

昨年あたりから徐々に情報がで始めていたヘッドホンで、
価格は1万円前後なのに聞いてみると3万円クラスのヘッドホンの音がする!
という、触れ込みの一品。
いや、実はそんな高いヘッドホンで音楽なんか聞いたことないんですけどねー。。。

今回、エミライ社で取り扱いを開始したとのことで、展示しているならば視聴させて欲しいとお願いしたところ、河野社長にも快諾頂いたという経緯。

だが、このヘッドホン。
実は調整幅が少なく、頭の大きい人は使えないという話も。。。
頭の大きい人であるぐりむの中の人は、音だけで買うのは危険!ということでフィッティングももう一つの目的としていたのでした。

早速、島さんにお借りして視聴。ここは敢えてエミライの設備ではなく、自分のいつも使っている貧弱な通勤用の環境で聴いてみることに。

構成は、
GalaxyNexus カスタムロム導入済み(Audio関連もDSPManagerとして入れ替え済み)
iBasso A01 ヘッドホンアンプ。
詳しくはこちらをご覧ください。【音楽】ポータブルヘッドホンアンプiBasso A01を買ったよ!
という、携帯電話のアナログ出力をヘッドホンアンプで拾って、聴くというニワカっぽい感じの環境。

再生アプリは純正のMusic.apkを使っています。

プチプチと接続して、曲を再生する。曲はギターをメインのインスト、シンセがメインのVo曲、90年代ダンスミュージックです。

今まで使っていた(そして、先日片耳側を紛失した)シングルBAのイヤホンと比べて感じた違いを上げると、、、
  • 聴こえる空間が広い。自分の耳のそばで鳴っているはずなのに、自分を取り巻くような感じで音が鳴っている。
  • 高音が伸びている?シャリシャリしてない高音なのに、シャキっと聴こえる。
  • 低音はアタックがあって(最近覚えた!使ってみたかった!)ぼわぼわしてない。
  • 正面から聞こえてくるヴォーカルはおでこの前、だいたい20〜30cmくらいの位置から聴こえる。
  • やっぱり耳の調整幅が狭い。中の人は頭が大きいのでぎりぎりだったが辛うじてOK。
  • カールコードが邪魔。。。ポータブルでは使いにくいか。少なくともポータブルDAPではキツイ。
と、こんな感じ。
価格は代理店で注文すると12000円くらいです。
この音ならぐりむ的には欲しいです。価格もまぁとりあえず大丈夫な金額ですし。

ところが、このヘッドホン。こうやって聴くだけなら良いのですが、実はとっても曲者だったそうです。

輸入した製品の内、およそ40%は不良品で送り返しているそうです。
返品理由は

  • 音がならない等の物理的初期不良。
  • 箱が完膚無きまでに破壊されている。
  • ジャックが剥き出し、固定されていないらしく、中であちこちにあたって凹んだり塗装が剥げたり。
  • 箱あけたら中に木の枝と葉っぱが入ってた。
最後なんかさすがに唖然とする内容です。
ジャックが剥き出しなんてのは少し考えればわかることなんですが、この辺は多分品質というか製品というモノに対する文化の違いなのでしょう。

にしても、この状態ではカスタマの皆様や販売店様に申し訳ない!ということで、
Takstar Pro80の日本向けモデルを作るよう交渉中
というBigNews!!
なんでもあまりにも返品率が高い、品質が安定しないということでエミライの河野さん、島さんのツートップが中国まで乗り込み、申し入れをしてくるとのこと。
期待して待ちましょう!

ちなみに、このTakstar Pro80。初回販売分はすべて予約でSoldOutだそうです。
次回販売予定は2月の中〜下旬で予約受付中だそうです。

今回も3時間という長い間色々なお話を聞かせて頂きありがとうございました。
またお邪魔します!

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