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NobleAudioの完全ワイヤレスイヤホンFALCONはフラッグシップを音を持って産まれた?

「NobleAudioがワイヤレスイヤホンを発売する。」 これだけでイヤホンファン、オーオタ諸氏はドキっとしたことでしょう。 超高性能イヤホンメーカーが自社ハイエンドモデルの帯域バランスを元にワイヤレスイヤホンを本気で作ったようです。 このFALCON。結論を言うと過去所有していたワイヤレスイヤホン、ワイヤレスレシーバーを超える最高の出来、どちらが良いという感想にならないほどに 「NobleAudioが作ったNobleAudioのサウンドシグネチャを持ったワイヤレスイヤホン」 でした。 正直、同社初めてのワイヤレス、しかも完全ワイヤレス(英語圏だとTruelyWirelessと言ったりするらしい)こんなにNobleAudioの音になるとは思っていませんでした。 一言で言えば同社のフラッグシップモデル、KHANに非常によく似たバランスに元気さ・明るさを足したような音です。

【音楽】Sony Music Unlimitedを使ってみた


一昨日ようやくトルネコに会いました。
ごきげんよう。ぐりむです。

最近Music Unlimitedというサービスを使っています。
音楽のストリーミング配信サービスです。

使ってみて思いの外良かったので、サービスの始め方や使用感、視聴感あたりをレポートしようかと思います。

2013/04/14 画面の画像を追加しました。あとでもう少し追加します。

ソニーが昨年、音楽配信サービスを始めました。


Music Unlimited
https://music.sonyentertainmentnetwork.com/
というサービスです。
Music Unlimitedは株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標または商標です。


データの配信周りはomnifone、音楽認識周りはgracenoteのようです。
って書いてました。ヘルプに。

iTunesのようなコンテンツをダウンロードするタイプではなく、選んだ曲が都度ネットワークを通して送られてきて再生するストリーミング配信サービスと呼ばれるものです。
なので手元に楽曲は原則としては残りませんし、特定のプレイヤーも必要です。

(ちなみにソニーはmoraというコンテンツをダウンロードするタイプのサービスも並行して運用しています。)

当時は
  • 低ビットレート(HE-AAC 48kbps)
  • 1480円/30日
ということもあり自分の見えた範囲の反応は冷え切っていましたし、自分も相当冷えた目で見ていました。
ぶっちゃけ、1ヶ月1500円だして48kbpsの音楽を聞きたいかと、何を考えておるのかと。

それが今年になり
  • 高ビットレート化(AAC 320kbps)
  • 値下げで980円/30日
という大胆なテコ入れを敢行してきました。

元々マルチデバイス対応、取り扱い楽曲数の多さ等もあり、サービスとしての潜在的な爆発力はあったと思っています。

併せて自分が好きなジャンルの曲が他のサービスに比べて多いというのもあります。
主にHeavyMetalなのですが、昔のJAZZやSoul、洋楽が多く邦楽をあまり聴かない身としては非常に魅力的でした。

サービスの概要としては次のような感じです。
  • サービスはSENアカウント(旧PSNアカウント)で利用
  • 利用は1ヶ月ではなく30日単位の定額制
  • 更新はオートチャージか残高をチャージしておいて自動更新をチェックしておくか、都度利用権を購入する
  • 高ビットレートモード、低ビットレートモードがある
  • チャンネルというオートセレクション機能(プレミアム、ジャンル、年代、SenseMeの4種類)がある
  • アルバム、ジャンル、アーティスト等各種のチャートがあって人気のものがわかりやすい

サービスの利用

SENアカウントで利用できるのでPSPやPS Vita、PS3を利用している人には導入しやすいサービスでしょう。

サービスは30日単位で、SEN内で都度購入するかオートチャージ&定期更新で煩わしいことはとくにありません。

チャンネル

チャンネルはこのサービスの一つの目玉機能です。

プレミアムでは大きく分類されたジャンルのTop100や季節ソングなど季節やイベントに応じた楽曲をセレクトしてきます。

ジャンルはそのままですね。各種22のジャンルがあります。

年代もそのままですか。1950年代から10年刻みで2010年代まであります。

SenseMeは今のシチュエーションを選択することでそれに応じた楽曲をサービス側が動的に選択してくるチャンネルです。

おもしろそうなので試しに深夜に『深夜のおすすめ』を選択してみました。
ゆったりというよりも幻想的なヒーリングミュージックが選択されるようです。
眠いです。

このままじゃ記事をこのままにして寝てしまうので『リラックス』を選択してみましょう。
別にそんなストレスまみれってわけじゃないですよ?
今度はアコースティックな演奏とヴォーカルがメインのゆったりとしたカントリー系の楽曲です。
薄暗くしてお酒でも飲みたいですね。

ビットレート(高音質モード、低音質モード)

利用出来るビットレートは二通りあり、320kbpsの高ビットレートモード、 42kbpsの低ビットレートモードをそれぞれ選べます。
アカウントから設定を選択して高品質モードをONにしなければ高ビットレートモードは使えないので注意が必要です。

なお、下の画像の通り高ビットレートではHQが表示されます。


高ビットレートは言わずもがな高音質で聴けるためじっくりと聴きたい場合にオススメです。
反面、転送のデータ量が多く、より高速な通信速度と安定した回線が必要です。
常に大きなデータのストリーミングが必要なので安定した速度が出せるWiFiに接続できるスマートフォンやタブレット、LANに接続できる自宅のパソコン専用のモードと言えるでしょう。
後述しますが高ビットレートモードはオフラインモードには対応していません。


低ビットレートには低ビットレートの利点があり、まずデータ量が少ないため高品質で高速な通信ではなくても良いという事があげられます。
つまりスマートフォンを利用していつでもどこでも「通信さえ出来れば」膨大な数の中から楽曲を選んで聴けるという事です。

またこうした外出先での利用を想定しているのかスマートフォンアプリはオフラインモードに対応しています。
オフラインモードはプレイリストやアルバム単位で予め内部にキャッシュした楽曲を再生するモードです。

通信の出来ない地下鉄やトンネルの通過中でも利用できるように考えられています。
作成したプレイリストから『オフラインモードで利用する』を選択することでスマートフォンなどにダウンロードされてきます。


早速聴いてみたところ、さすがに低ビットレートでは潰れた高音がシャリシャリと聞こえます。シンバルやハイハットなどの金属音もノイズに近い鳴り方です。
という低ビットレート特有の特徴はあるものの、音のバラけ方が良く不思議と立体感のある音を鳴らしてくれます

イヤホン、ヘッドホンなどにも依りますが聞き流す程度ならそんなに問題なく、、、いや、ありますけどまあまあ聞けます。
立体感のある鳴り方は若干不思議ですがプレイヤーアプリがそう言う加工をしてるんでしょうかね。わかりませんけど。

使い場所としては、ランキングをそのままオフライン用にキャッシュしておいて今どんな曲が売れてるのかなーみたいな使い方が良さそうです。
通勤中、通学中、仕事中、勉強中、大きなプレイリストを作って流しておくのも良いですね。


高ビットレートではほぼ違和感なく聴けます。
多分同じ曲をCDと聞き比べたら違うことくらいは解るかもしれませんが、どっちがCDなのかはそう言うトレーニングをしてる人位しか解らないかもしれません。

高ビットレートもやはりこのプレイヤーアプリ経由だと立体感がよく出てます。

パソコン側の音はもちろん機材次第なのですが、どのあたりの機材でどう再生されるか手持ちの機材だけでは解らないので近々大崎の某社か友人E氏にご協力いただければなーと思っています。
よろしくお願いします。

ベッドサイドにおいてある寝る前に音楽を聴きたくなったときに聴く環境では静かな部屋で聴いていると言うこともあり、クラシックのようなものを聞くとなんとなく出てる音の少なさが気になります。
が、同じ曲でCDと聞き比べている訳ではないので錯覚かもしれません。

Metalとかだとそんなに気になりませんし、マイケルジャクソンのBlack Or Whiteの子どもと大人の口論セクションなんかは割とリアルだと思います。

割と気に入ってるこのMusicUnlimitedですが、現在自分が確認している中では一つ残念な不具合があります。

オフラインモードで再生中、楽曲と楽曲の切り替えがあると通信エラーで再生が止まってします。
オフラインモードとしてはなんとも勿体無いです。
いつくか理由は考えられます。
  • 曲の認証をしている
  • オフラインモードは完全に電波の入らない所での利用を想定していない
  • オフラインモードなのに誤って認証を飛ばしている

曲の認証は内部キャッシュとして保存しているデータのコピー対策として意図して作られてることが考えられます。

この場合、オフラインモードは完全に電波の入らない所での利用を想定していないという2番目の理由ともつながります。

3番目のはただのバグという意味です。

曲の切り替えで音が止まるので、次の曲まだかなーなんて待ってると大体止まってます。
勿体ない。。。


機能面で個人的な感想だと、
  • 携帯版、パソコン版共に検索機能がいまいち使いにくい。
  • 携帯版にソーシャル的な連携(now playing的なアレ)が貧弱。ていうか無い。
の2点ですね。

もう少し強化されたら便利かなーレベルで。決して致命的ではないと思いますが、せっかくネットワークを使っているサービスなので、どんなサービスでどんな曲を聞いてるよっていうのを紹介できると良いと思うんですけどねー。


総じて好きな音楽が好きなように聞けるので満足なサービスです。
これで気に入っ楽曲もすでに数曲有りますし。

プレイヤー本体を考えるとネットにも繋がりますしウォークマンF800辺りで使うと音も良さそうですね。


今回の機材
再生
Thinkpad X61 Ubuntu 12.04
GalaxyNexus
GalaxyS(いじいじしてある)

サウンドカード
X61内蔵音源
YAMAHA DP-U50
DVK-UDA01

ヘッドホンアンプ(ポータブル用)
74HCU04アンプキット@秋月(AKI HPA7404)

出力
AKG K450(いじいじしてある)
Ultimate Ears Triple.fi10
SHURE SE215
TAKSTAR TS-671
ELECOM MS-75MA アクティブスピーカー

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