先のエントリで
ヘッドホン暑くなってたね、ツライね、イヤホンにしようかね、なんて話をしました。
【音楽】イヤホン Audio-Technica ATH-IM70 を借りました
が、TF10使おうと思ったら断線してるんですよ。
ホントね、何言ってるの良くわからない。
そんなこんなでイヤホン買わねば病が発生しまして。
オーディオテクニカ ATH-IM70 を借りていますが、やっぱり借り物なので夏場の汗や皮脂で汚すのも嫌ですし。
そんな急に資金も集まらないよと思ってあれこれ探していたらたまたま視聴したイヤホンが妙に好みだったので思わず買ってました。
RADIUS というメーカーの Ne HP-NEF21 を買いました。
実売 3000 円くらい。
お安い割になかなか好みな音を出してくれるので紹介します。
radhius Ne シリーズ
http://www.radius.co.jp/Portals/0/ne/
聴いた感じ
全体
自分の耳で見通し良く聴こえてバランス悪い感じはしないって事は、大体の場合低音と高音がそれなりに出てるいわゆる弱ドンシャリなようです。
このイヤホンも恐らくそうなんでしょう。
高音が極端に強いとかサシスセソが刺さるのが結構苦痛に感じるのですがそれはなさそうです。
低音はしっかり聴こえて、キレもまずまず良いです。若干膨らんだ感じはします。
曲によっては気にならないこともありますがロックやメタル系では気になります。
中音の音離れがよくて基本的には前方から音がなる感じです。
この価格のイヤホン、このサイズの本体とドライバでこの抜けの良い解像度は多分知らないです。
低音の膨らみはありますが濃い感じではなく音の分離が良いタイプです。
高音
出そうとするあまりのザラザラした感じにはなってないですし、刺さる事もないですがもしかしたら人によっては出過ぎに感じるかもしれません。
安価なイヤホンにありがちなサシスセソが刺さることはないです。
ハイハットやシンバルの金属音が気持ちよく前方奥から聴こえてきます。
中音
一歩離れた位置から聴こえるのと音離れがよいので分離よく聴こえますが、淡白な感じというか少し薄めに感じます。
低音が前に出て来るので少し埋もれて聴こえます。
低音
不満のない量は出ています。
少し上では膨らんだボワつきがありますが、制動の悪い感じではないと思います。
小さいサイズのイヤホンなので揺れるような超低音までは出てないですが存在を感じるくらいはあります。
定位は若干甘く左右に広がる感じがします。
響かないのでその影響もあって中音に被さる感じがしますが邪魔な程ではないです。
装着感とかその他の雑感
イヤピースは先が太く徐々に細くなる形状で、耳の中でも納まりがよく装着感は良いです。
イヤピースの装着位置は、浅い位置と深い位置の2段階で調整出来ます。
タッチノイズは結構多めです。
コンプライのイヤピースにすると軽減しますが、コスト的にどうなの感はあります。
イヤピースが本体と同価格ですし。
ちなみに TS500 が使えますが抜けそうな気もします。
試す場合は自己責任て事で。
Y分岐までが非常に長い割にアジャスタが付いていないので引っ掛けそうになります。
ケーブルも細く、作りも華奢で強く引っ掛けて即断線の流れが怖いです。
ラテンジャズのような小構成だけど元気な楽曲にオススメです。
フュージョンも良いのですが、最近気付いたのはアコースティックギターがジャンジャンなるような曲も心地よいです。
中音域より上は分離が良いので低音の状態が好き、我慢できるというならロックやメタルな方もオススメです。
個人的にはイコライザで 100 - 120 Hz 付近を気持ち下げると聴きやすいです。
中音の分離が良いのか?実は中音が薄いのか?と迷う中で、低音の少し膨らむ感じは案外絶妙なバランス取りなのかもしれません。
この 21 はミドルグレードで前後にそれぞれ 11 と 31 があります。
両方を視聴しましたが何故かこの 21 が好みでした。
好みの問題があるのですが、
- 11 は上が頭打ちするけど全体的にスッキリ
- 31 は全体的に濃いけど中域より上に被さる
といった感じがしました。
環境がある方はぜひ聴き比べをオススメします。
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