元々イヤホンを使うことが多かったのですが、寒い日には暖かいとか、ポータブルなヘッドホンが増えたりとか、TF10が断線したりとか、イヤチップ買うのメンドイ病にかかったりとかで近頃はヘッドホンがメインでした。
最近暖かくなったこともあり
- ヘッドホンは耳が蒸れてそろそろ辛くなってきた
- そうだイヤホンにしよう
- BAのイヤホンは持ってるからダイナミックがいい
なんてわがままを言ってたら友人がイヤホンを貸してくれました。
オーディオテクニカ ATH-IM70 というイヤホンです。
借りたイヤホンは、
オーディオテクニカ インナーイヤーモニターヘッドホン ATH-IM70
Φ8.8mm ダイナミックドライバ (1ユニット2ドライバ)
出力最大音圧 :108dB/mW
再生周波数帯域 : 5 - 26,000 Hz
インピーダンス : 10 Ω
その他、詳しい内容は公式をご確認ください。
デュアル・シンフォニックドライバーインナーイヤーモニターヘッドホン ATHーIM70
実売価格は時価で \8,500 - \11,000 のようです。
ちなみに、兄弟機というか下位モデルもあります。
デュアル・シンフォニックドライバーインナーイヤーモニターヘッドホン ATHーIM50
全体的な感想
低音寄りで、音場は広くなく、解像度もそんなに高くないです。
線が太く音が近くで鳴る傾向です。
高音がうるさくないので非常に聴きやすい音だと思います。
ジャンルは選ぶ傾向があるようです。
低音は立ち上がりが遅く、制動が鈍いようで、ハードロックやヘビーメタルのようなジャンルは低音が膨らんだ感じがします。
クラシックやジャズだと良くまとまって聴こえるのですが、、、
じっくり立ち上がる低音楽器の音はしっかり沈み込んで響くので疾走系のメタルとか多分合わないです。
ごちゃごちゃまではしない印象ですが、定位もそこまで安定はしていなくて、低域が支配的に聴こえます。そのせいか見通しは良くなくTF10から変えた瞬間は曇って聴こえました。
細かい感想
高音
あからさまに作られた感じも頭打ち感もなくて出てるはいますが、伸びも量も多くはなく全体的に一歩引いた感じ。
中音
近くで良く鳴ります。低音部分に押されてるせいか厚みはあるように感じます。ボーカルが艶っぽく聴こえるかというとそんなことも無いので印象としては淡々と、、、と感じました。
低音
量も多く良く鳴っていますが、制動が若干弱いのか音が膨らみます。全体に広がってしまうので定位が悪い原因かも。
超低音は出ていますが、立ち上がりが遅く、低音に邪魔をされている感じがします。
装着
ハウジングが大きくステムも長いので物理的に装着出来る人と出来ない人が出そうです。
大きさの割に材質はほぼ樹脂なので重くは無いです。
装着感はイヤピース次第かもしれませんが、SHUREがけとケーブルが柔らかい事もあってそんなに悪くないです。
が、本体の大きさが耳に合うかどうか次第で場合によってはハウジングが耳に当たって痛いかも。
イヤピースはコンプライの TS-500 が使用できました。
公式にアナウンスされている型かどうか確認していないので必要な人は調べてください。
その他
価格的には \6,000 - \7,000 なら納得ですが、 \8,000 以上だと迷った挙句多分買わないです。
音が気に入っていればケーブルの交換が出来るので補修して長く使えると思います。
グレードアップ用ケーブルがオーディオテクニカ純正で出ていますが、
本体と同じくらいの価格なのでそこまでするかどうか。
ちなみにコネクタが独自のタイプなのでサードパーティや自作は難しそう。
ケーブル側がメスコネクタなので探せば何かあるかも知れないけどその労力的に見合うかどうかは不明です。
抜くときに本体側のピンを折った話もあるようなので抜き差しは注意です。
で、結局なに買ったのよというと、RADIUS の HP-NEF21 というイヤホンを。
これについてはまた別の機会に。
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