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NobleAudioの完全ワイヤレスイヤホンFALCONはフラッグシップを音を持って産まれた?

「NobleAudioがワイヤレスイヤホンを発売する。」 これだけでイヤホンファン、オーオタ諸氏はドキっとしたことでしょう。 超高性能イヤホンメーカーが自社ハイエンドモデルの帯域バランスを元にワイヤレスイヤホンを本気で作ったようです。 このFALCON。結論を言うと過去所有していたワイヤレスイヤホン、ワイヤレスレシーバーを超える最高の出来、どちらが良いという感想にならないほどに 「NobleAudioが作ったNobleAudioのサウンドシグネチャを持ったワイヤレスイヤホン」 でした。 正直、同社初めてのワイヤレス、しかも完全ワイヤレス(英語圏だとTruelyWirelessと言ったりするらしい)こんなにNobleAudioの音になるとは思っていませんでした。 一言で言えば同社のフラッグシップモデル、KHANに非常によく似たバランスに元気さ・明るさを足したような音です。

【音楽】Aurender発ポータブルDACアンプのFLOWをAndroidで動かしてきた【Android】

2014年10月25日、26日

中野サンプラザで秋のヘッドホン祭が開催されました。

Aurender というネットワークオーディオトランスポータのブランドが同ブランド初のポータブルDAC FLOW を展示している話があったのでちょっとお試ししてきた記録です。




やってきたこと

ものすごく高価だけどポータブルでしょ?
だったらスマートフォンつなげて鳴らすでしょ!


ということで Android を OTG で接続して鳴らせるかどうかチャレンジしてきました。

結論を先に書くと、 成功 です。

接続された状態
OTGケーブルがどうにかならんかね

とてもパワフルで上に突き抜けたサウンドが LCD-XC を通して鳴ってくれました。

特にこれと言って特別なことはしていなくて、次の通りのよく有る環境でそのまま鳴ったのでちょっと物足りない気もします。
  • HTC J One HTL22 Android 4.4.2
  • USB Audio Player
  • 接続は J One → OTG ケーブル → USB → Aurender FLOW
Player を起動してそのまま音楽を再生すると鳴る、というインスタントな状態です。



完全に失敗したことが3つ。
  1. 本体にハイレゾ音源入れてなかった
  2. USB コントローラとかデバイス周りの情報を取り忘れてた
  3. 確かに持ち運びできるという意味ではポータブルだけど、ポケットに入らないからケータイで鳴らす意味ないね?
数曲分の音楽データしか入っていないというのは失態。。。

今回鳴らしたのも EarthWind&Fire のCD音源だけという、何をしに行ったのかわからない状況。。。



そもそも FLOW ってなに

Aurender というブランドから発売される初のポータブル機です。

Aurender - English
Aurender FLOW - English

日本ドメインには未だ載っていないのでそのうち載ってくるのかな。
Aurender - Japanese

位置づけとしては
Portable DAC & Headphone Amplifier for serious Headphone users.
らしい。

面白いのは内部に mSATA のインタフェースを持っていてミュージックストレージにもなるということ。

えーっと。。。
イマイチどういう構成というかシーケンスになるのかわかってないです。
自分自身がプレイヤーやっちゃだめなのかな。。。


細かいスペックは FLOW の Web を見てもらうとして、ざっくりした仕様は、

spec
Input USB 3.0 AudioClass 2.0
SPDIF Optical
Output 6.3mm PhoneJack
DAC Chip ESS9018K2M
PCM Optical 24bit/192kHz
USB 32bit/384kHz
DSD DSD64, DSD128 / DoP
Play Time 7+ Hours
Weight 450g
Dimensions 80 * 137 * 28 (mm)
と言った感じ。

結構重いですね。およそ 500cc ペットボトル一本分。
スマートフォンのおよそ 2.5倍 くらいあります。

バッテリーも内蔵していること、アルミを削り出した重厚な外装と、内容が内容なだけにそれも頷けます。

アンプ部分はアナログアンプなんだとか。
音の硬さとか量の多さとか ESS っぽい音がしてる感じです。


雑感

ここ最近でいくつか試した中ではものすごく呆気無く動いた感じです。

先日試した中では Geek Out は電源すら入りませんでした。

というかあれ、大飯喰らいすぎて電圧足りてないんじゃないかという予感。
本体もものすごく熱くなるし。本体のボリューム操作しようとしてちょっとびっくりするレベルの熱さ。

USB Controller がもしかしたら Kernel で認識されてないだけかもしれないのでまた機会があれば別の環境で試してみたい気もします。


多分バッテリー内蔵の DAC だからというのも大きい気がします。

もちろん Controller を Kernel が認識してくれたからというのもあるのですが、この辺りはそこまでマイナーなモノを使っていまうと認識されないとか色々問題も出てくるのでそんなところでトラブルの元は置かないでしょと思ったりはしています。

FLOW の聴いた感じは情報量が多く、全体的に硬め。高音がとても良く突き抜けていました。

変な言い方をすると、高価な ESS Chip を使った DAC の音、というかスピーカーの環境で聴くような感じの音というか。
まあ、実際 $1200-1300 くらいするそうなので、高価といえば高価ですが。

隣にあった別な FLOW の環境で先日発売された L'Arc〜en〜Ciel のハイレゾ音源聴いてみましたが聴くヘッドホンによっては上がガツガツと来すぎるかもしれません。

持っていった SRH840 での印象です。
さすがに LCD-XC 辺りだとハイ寄りとはいえ割とバランス良く聴けました。

よく聴く音楽とか、好みとかもあるのですが、 HeavyMetal とかだと多分少し痛いかもしれないです。
もうちょい音が柔らかくてもいいんじゃないかしら、、、ヘッドホンですし、、、


個人的に楽しかった話

個人的には OPPO の HA-2 が気になりますね。

$600 前後?で、DSD256 や 384kHz/32bit が対応しているのではとか、あれこれ噂はあるようです。

というか最近のポータブルアンプがどれもものすごく大きくてポケットに入れられないというのが HA-2 に期待を寄せる原因でもあるわけですが。
持ち運べるけどさ、ポケットには入らないよね
意味合いとしてはポータブルかもしれませんけど、これだけのために別な入れ物をぶら下げて歩くのは重いですし。

あと、イヤホンとかヘッドホンで聴くわけで、ものすごくギャングエラーとかが敏感に聴こえるんだし、ああいうのってデジタルボリュームにできないのかしらね?という無茶なフリ。

実際工作してみると、回路的にも場所的にもそれは触れるな、というところだとは思いますが。


あと、KuraDa さんのテーラーメイドヘッドホン。

いくつか聴いたことのある開放型とは違っていて、中低域が艶っぽい聴こえ方でした。

感じ的には音場とかが狭めなので開放型というより半開放型なイメージでした。

もう少し詳しくお話伺えばよかった。。。


全域で良く出ていて非常に好印象です。テーラーメイドであの価格というのもすごいなー。
が、個人的にはもう少し艶っぽい部分を落として全体的に一歩後ろに下がった遠目が好きです!!

と脱線が多めの遊んできました日記でした。

あ、あと Fiio X1 の見た目好きです。ちょっと欲しいかも。


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